Autumn
あなたの知らない街で
それでも生きている
私を知らない人たちが
ひまわりのような笑顔で 私を包んでくれるから
泣いてばかりではいけないと
淡い影が微笑む秋の午後
丸い背中で立ち上がる私は誰.....
ここで始まる暮らしが
流れる水のように 私を変えて行く
誰かを愛して生きたいと願った夢も
この部屋で静かに枯れて行くなら
かなしみもきっと浮かばれる
誰かに名前で呼ばれる前に
私はすべてを忘れるだろう
その時までこうして
夢の中に生きるみたいに幸せならば
そんな人生もあったと
あちらの世界で静かに
次の命を待てるかもしれない...
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